Interview02
新卒社員紹介 02
圧倒的な当事者意識と顧客目線で、
難度の高い再開発プロジェクトを
成功に導く。
Profile
営業本部 営業推進室
田久保 好
2007年入社 商学部 商学科卒
Konomi Takubo
Career
2007フージャースコーポレーションに入社 営業企画部に配属され、商品の販促を担当
2010営業部へ異動 東北・中部・九州の分譲マンション物件の販売を次々と担当
2021営業推進室に異動し、室長代理に就任 営業組織全体のレベルアップを図る
01
Episode01
営業現場を10年経験。
その集大成となるプロジェクトに挑む。
私はフージャースでのキャリアはもう15年になりますが、その大半を営業の現場で築きました。入社後すぐは、営業企画部に配属となり、自社マンションのプロモーションを担当しました。さまざまな広告の企画制作やモデルルームへの集客施策に携わりましたが、お客様に直接接した経験がなかったため、どんなプロモーションならお客様に響くのかがまったく分からず、手探り状態の日々が続きました。そのうち営業サイドからの指示に沿ってただ業務を進めていくことに物足りなさを覚え、お客様のことをもっと知りたいと自ら希望して営業部に異動したのが営業部でのキャリアの始まりです。
営業部に配属になってからは物件の販売現場で奮闘しました。まず衝撃を受けたのは、お客様はみなさん本当に真剣でいらっしゃること。数千万円もの買い物をするわけですから、考えてみれば当然なのですが、そうしたお客様の真剣さを目の当たりにし、そこにお応えするにはもっと自分を磨いていかなければと、いっそうモチベーションが湧きました。そして、東北、中部、九州と各地で開発される物件の販売を次々と担当し、プロジェクトが立ち上がると現地に赴任し、販売期間中は物件のある街で暮らすという毎日を繰り広げていきました。こうして経験値を高めて、私の営業部でのキャリアの集大成となったのが、岐阜県の多治見駅前「29階建・全225戸の再開発タワーマンションプロジェクト」。人口11万人ほどの多治見市で、この大規模プロジェクトを完売に導く販売戦略を考える立ち上げリーダーを任されました。10名弱のチームを率い、「販売から約3ヶ月で70戸の契約、かつ最上階のプレミアム住戸及び100㎡・90㎡の完売に目途をつけること、半年で全体の約半分となる100戸を契約させること」が私に課せられたミッションでした。あまりにチャレンジングなミッションに不安もありましたが「これがこの10年間の集大成。全力で取り組んで必ず成功させる!」と、この挑戦に胸を躍らせていた事を覚えています。
02
Episode02
逆境はチャンス。
あらゆる手をつくして成功へ導く。
地域の活性化に貢献する意義あるプロジェクトでしたが、多治見市のことも住んでいる人のことも何も知らない中でのスタートです。まずは緻密なマーケティングが必要だと考え、資料請求者分析から、お客様が希望する広さと予算のデータから適正価格や人気・不人気住戸を事前に割り出し、それを販売戦略に反映させる施策を走らせました。その一方で、データだけでなく、リアルの声も大切ですから、地域の方々の声にも耳を傾け、市場調査を行いました。最終的な価格設定段階では、地域の方々がこの物件を見て「最上階は億ションになるらしいよ」と噂をされているという話を耳にし、「1億円を超える価格でも受け入れられるのではないか」と考え、大胆な値付けを提案。最上階に2戸、その価格帯で設定したところ、結果としては抽選になるほど応募がありました。戦略がヒットしたことと、チームのメンバーたちが懸命に頑張ってくれたおかげで、オープンから2ヶ月、当初の予定より1か月前倒しで70戸の契約を達成、最上階・100㎡・90㎡の完売にも目途が立ちました。更に半年で100戸契約の目標に対し、結果150戸を超えるご契約を頂き、ミッションを大幅にクリアすることができました。
こうして10年ほど営業の最前線で力をふるっていましたが、「今までの経験を社内に伝播していってほしい」と営業本部長から任じられ、2021年に新設された営業推進室へ異動しました。現在は、私が長年培ってきた市場を読み解く力や、お客様の気持ちを汲み取る力を、広く社内に展開し、組織全体をレベルアップさせようと力を注いでいます。 フージャースは、意欲と実力があれば誰にも平等に機会が与えられ、結果を出せばフラットに評価してくれる会社です。そして、若手にも早くから大きな仕事を委ねてくれる。女性のキャリアを考えれば、こうした環境で若いうちに力を高めておけば、将来、出産などのライフイベントで仕事から一時離れても、復帰した時に周囲から求められて引き続き活躍できる人材になれると思います。そうした観点からもフージャースは魅力的な会社だと思っています。
PASSION
フージャースが企業としての行動指針として掲げている「圧倒的顧客目線」と「圧倒的当事者意識」は、私も常に意識しています。何か困難に直面した時、この二つを徹底することが結果としてミッションを達成する最短の方法になると、私は過去のキャリアから実感しています。いま私は営業推進室で、この「圧倒的顧客目線」と「圧倒的当事者意識」を若いメンバーたちにも身につけてもらう環境づくりにも取り組んでいます。さらに、私個人のスタンスとしては、「迷った時はあえて厳しい道を選ぶ」ことを心がけています。
仕事への志
なぜ「迷った時に厳しい道を選ぶのか」と言えば、これまでの経験から、苦労した先にしか成功はない、楽してうまく事が運ぶことはけっしてない、と身をもって感じているからです。厳しい道を選んだほうが、新しい経験を得て自分の成長につながると思いますし、自分が成長すれば、お客様にさらに大きな幸せをもたらせる。多治見駅前の再開発プロジェクトもそうでした。フージャースは、こうした志向の人間が多いように感じますし、みな一丸となって困難に立ち向かっていくので、私も恐れずにチャレンジできます。こうした風土はとても気に入っています。