フージャースのこだわり04
不動産管理事業
コミュニティへの取り組み
STANCE 04
地域の活性化に向けて、
コミュニティの価値が問われている。
Theme
いま、あらためて問われる
コミュニティの重要性。
かつて、日本中のどの街でも生活の一部として当たり前のように息づいていた地域のコミュニティ。核家族化、個人の価値観の多様化など、社会の変化とともに人と人とのつながりが希薄となった今、コミュニティの再構築は地域の未来に向けて重要なテーマとなっています。それはまた、子育てや介護、防災・防犯など少子高齢化社会の課題解決においても基盤となる存在です。都市部の住まいの中核となるファミリーマンションでも、コミュニティづくりに住民の方々の関心が高まっています。
株式会社フージャースリビングサービス
事業推進部 サポートスタッフ課 課長
齊藤 菜美子NAMIKO YANO
- 2003年
- 入社 マンション契約者の引き渡し業務を担当
- 2006年
- 営業としてマンションの販売
- 2008年
- 人事総務の仕事全般を担当
- 2013年
- こころ躍る、コミュニティ室を設立
- 2019年
- こころ躍る、コミュニティ室 室長に就任
- 2020年
- 二度目の産休・育休
- 2021年
- 産休・育休から復帰し現職
Chapter.01
こころ躍るコミュニティづくりに
向けて、
フージャースならではのチャレンジ。
フージャースのビジネスは、マンションを開発して販売、管理するばかりではありません。フージャースの住まいでいつまでも楽しく、豊かに、安全に生活していただくために、独自のコミュニティサービスを提供しています。このコミュニティサービスに取り組む「こころ躍る、コミュニティ室」がフージャースの新しいセクションとして生まれたのは2013年のこと。このような専門の部署は、不動産デベロッパー業界では初のチャレンジではないのでしょうか。
現在、基本的なサポートとして、入居前後の計3回、住民の方々が集う交流イベントを実施しています。そして、3回目以降も住民の方々が継続してイベントを開催してくださるように、「コミュニティ費」という名目で資金を集めています。これも業界では唯一だと思います。微少な金額ではありますが、それをあえて徴収し、イベント開催資金をまず生み出すことで継続的に交流が続くのではないかと考えています。
Chapter.02
フージャースの街づくりを起点に
コミュニティを広げて、
地域の活性化に貢献する。
私たちがサービスをご提供するスタンスは、あくまでもコミュニティづくりのお手伝いするというもの。そこでの交流が起点となって、コミュニティが生まれ、それが育っていく環境を整えることが役割だと考えています。実際に私たちが企画したイベントがきっかけとなって、趣味のサークルなどが数多く生まれています。また、イベントなどを開催できるようにエントランスホールを工夫したり、敷地内にサークルベンチを設置するなど、建物のデザインにおいても細やかな配慮を心がけています。このあたりも、製・販・管が一体となったフージャースの強みを生かした取り組みといえるでしょう。
シニアマンションと併設したスタイルのマンションでは、双方の住民の方々を対象とした合同イベントの開催にも力を入れています。シニアの方々とファミリー、子どもたちの交流を図ることによって、少子高齢化に伴うさまざまな社会課題の解決に向けたヒントを見出しています。さらには周辺の自治会と連携した取り組みにも力を注ぎ、フージャースの街づくりを中核にコミュニティの輪を広げることで、地域の活性化にも貢献していきたいと考えています。
Chapter.03
さまざまな地域で、
プロフェッショナルとしての
コミュニティサービスを。
2013年に生まれた「こころ躍る、コミュニティ室」は、私が中心となって立ち上げたものです。以前ファミリーマンションの営業に携わったとき、交流のためのイベントを行い、そこに集まった住民の方々の笑顔を見てコミュニティの重要さに気づいたのがきっかけでした。多くの人々が住まうマンションを開発・販売することは、つまり、その地域にコミュニティを創り出していくことでもあります。現在、「コミュニティ室」のメンバーは兼務を含めて数名。将来は、グループ会社として独立して、さまざまな地域で幅広くプロフェッショナルとしてのサービスを提供していきたいと考えています。私は2度の産休・育休を通して、職場を離れました。しばらくの間育児に専念していると、地域コミュニティの重要さを改めて肌で感じます。子育てなど同世代の知り合いが身近にいれば心強いですし、防災や防犯なども安心。この貴重な経験を、今後のフージャースのコミュニティづくりに生かしていきたいと考えています。