目指しているのは
「一人デベロッパー」。
地方を復興させる開発を
この手で起こしたい。

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Episode01 入社早々、熱望していた
石巻の再開発に挑む。

私は学生時代に都市計画を専攻し、東日本大震災の直後、学生ワークショップで石巻市での復興計画立案に携わった経験があります。住民の方々と対話を重ねて課題を探り、その解決につながる街づくりを提案したところ、地域のみなさんから本当に感謝されて、いままで経験したことのない喜びを味わうことができました。一方で、学生の力では具体的に事業化できないもどかしさを感じ、就職活動では事業を通じて石巻の方々に恩返しできる機会を探していたところ、出会ったのがフージャースでした。

当時、フージャースは東北に進出して震災復興事業を起ち上げており、まさに私の志向とマッチした企業だと思い入社を志望しました。入社前からエリア開発の事案を強く希望していたこともあり、入社1年目から石巻の被災地の再開発プロジェクトに建築担当としての配属が叶い、上司のバックアップのもとマンションの企画設計を進めていくことになりました。機会を与えてもらったことを意気に感じて臨んだものの、こうした地方再開発プロジェクトはフージャースにとって初となるチャレンジであり、何が正解なのか誰もわからない状況でした。再開発について自分から学び、そこに暮らす人のことを想い、どんな建物ならば喜んでいただけるのか、自分で考え抜いて答えを出していくしかありません。紆余曲折ありながらも、3年かけてプロジェクトを何とか完遂した時は本当に大きな達成感があり、部長と握手して喜びを分かち合ったシーンはいまでも忘れません。マンションは巨大な津波がきても安全が確保できる造りになっており、土地を離れたくないという地域のみなさんに新たな住まい方を提案することができました。そして竣工直後、日が暮れてマンションの各戸に光が灯った瞬間を目の当たりにした時は、ここからみなさんの新しい暮らしが始まるのだと、思わず胸が熱くなりました。

02

Episode02 建築も営業も仕入れも、
望めばすべて経験できる。

私はフージャースに入社した時から「一人デベロッパー」になることを目指してきました。街づくりを一人ですべて担える力を身につけて、ゆくゆくは独立したいという考えもありました。そのためには、仕入れや営業に関する知識やスキルも必要であり、会社に対して「デベロッパーの機能を川上から川下まですべて経験させてほしい」と要望していました。そして5年目に営業部へ異動し、分譲マンションの販売責任者をいくつか務めました。住まいを購入されるお客様はみなさん真剣で、生半可な姿勢ではお応えできないことを、その時身をもって実感できました。お客様の気持ちに触れる経験を重ね、また新たな成長を得たように思います。

こちらの営業部に3年在籍した後、東北支店に異動し、東北地方全域を対象に開発用地の取得と事業計画の立案を担当しています。有望な土地の情報を収集するために、地場の不動産業者や金融機関とコネクションを作るのに奮闘する毎日です。こうして「一人デベロッパー」となり、将来は思い入れのある石巻でまた新たな再開発事業を起こしていきたいです。それを通して地方が抱える社会課題を解決し、築いたモデルを全国の他の地方にも展開したい。以前は独立してこうした事業を自分で一貫してやりたいと思っていましたが、最近はフージャースに身を置くほうが実現可能性は高いと考えるようになりました。たとえば当社の支店長は大きな権限を持ち、地域内での開発事業の起ち上げなどを自ら意思決定できます。ならば、東北支店の支店長になれば、私のやりたいことができる。その先、経営に携わるポジションに就けば、もっと大きなことを成し遂げられる。このフージャースを存分に活用して、街づくりの最初から最後まで関わって社会価値を生み出せる、そんな人材にぜひなりたいと思っています。

PASSION

自分自身が物件の一番の理解者となることが大切だと思っています。プロジェクトでは、企画や建築、営業の担当者がチームを組んで開発を進めていきます。それぞれの担当者が物件を深く理解し、それぞれの立場から「どうすればお客様に喜んでいただけるのか」という想いをぶつけ合う。年次や役職などは関係なく、担当業務については自分がオーナーだという意識でプロジェクトに関わり、妥協せずにあるべき形を追い求めていくからこそ、フージャースらしい他にはない物件が生まれるのです。